各社員が、該当する案件に紐づけて稼働実績を報告し、承認を受けることで、その案件についての直接稼働費が算出されます。 直接稼働費は、あらかじめ設定した個人単価、もしくは部門単価が反映されます。

稼働報告の入力手順

① 「販売」＞「案件管理」＞「稼働報告」にアクセスします。

② 「稼働月」「社員」を指定して「表示」をクリックすると、該当月・該当社員の稼働報告入力画
　 面が表示されます。

稼働報告を開くと、ログインした月、ログインした社員が初期値として表示されています。

③ 「振分時間」「案件番号」を入力し、「登録」ボタンをクリックします。

A	実働時間は、「給与」＞「勤怠」＞「勤怠入力」で登録された内容が反映されます。勤怠入力に登録がない場合、「00:00-00:00」と表示されます。
B	実働時間合計は、「給与」＞「勤怠」＞「勤怠入力」で登録された内容が反映されます。勤怠入力に登録がない場合、「24.0」と表示されます。
C	振分時間合計は、Dの振分時間に入力された時間の合計が表示されます。F「追加」ボタンで行追加を行い、 同一日に複数案件の振分時間を登録した場合は、その合計が表示されます。
D	振分時間は、30分単位で登録することができます。「時間」は左側のプルダウンから数字を選択します。「分」は、30分＝0.5hとして、右側のプルダウンから選択します。
E	案件番号を入力し、「GO」ボタンをクリックすると、案件名が表示されます。案件番号がわからない場合は、「検索」ボタンをクリックすると検索ウィンドウが開きます。
F	同一日に複数案件の振分時間を登録する際、「追加」ボタンで行追加をすることができます。

■CSVインポートで一括登録する

日々、稼動報告の入力をするのではなく、CSVインポートを活用して稼動報告を登録する場合は、弊社サイトにて提供のインポート用フォーマットをご利用下さい。
稼動報告の画面より出力したCSVの項目を活用してもインポートは可能です。
稼動報告のインポート操作は、｢販売｣＞｢CSVインポート｣＞｢稼動報告CSVインポート｣で実行します。
なお、稼動報告に承認ワークフローを利用している場合は、稼動報告のCSVインポートを実行した際、｢未申請｣で取り込まれます。承認依頼の手順に進んでください。
稼動報告に承認ワークフローを利用していない場合は稼動報告のCSVインポートを実行して取り込むと、すぐに承認済となります。

承認依頼を行う手順

① 承認を依頼するデータにチェックをつけます。

「全選択」ボタンで、表示されているデータのすべてにチェックをつけることができます。
「全解除」ボタンで、チェックがついているすべてのデータのチェックを外すことができます。

② 承認者を選択し、「承認依頼」ボタンをクリックします。

③ 承認者にはメールが届きます。また、承認を依頼したデータは編集ができなくなります。

④ 承認者が承認を行うと、承認依頼をした社員にメールが届きます。
　 また、案件登録画面の「案件収支一覧」には、直接稼働費が算出されます。

直接稼働費は、あらかじめ設定してある個人単価・部門単価が反映されます。個人単価・部門単価の設定方法は以下をご参照ください。
→　案件の稼働設定を登録しよう

稼働報告の承認手順

稼働報告の承認は、「承認者」の権限を持ったIDでログインし、行います。

① 「販売」＞「案件管理」＞「承認登録」にアクセスします。

② 条件を指定し、「表示」ボタンをクリックします。

③ 承二次承認を行う場合は、「承認依頼」ボタンをクリックします。二次承認依頼画面が表示され
　 るので、承認者を選択して「承認を依頼する」ボタンをクリックします。

④ 承認を完了させるには、承認欄のプルダウンから「承認完了」を選択し、「確定」ボタンをクリ
　 ックします。

承認解除を行う手順

承認解除は、「承認者」の権限を持ったIDでログインし、行います。

① 承認者が承認を行うと、承認済の稼働報告データの承認解除欄に「解除」ボタンが現れます。

② 「解除」ボタンをクリックすると、確認メッセージが表示されます。
　 「OK」をクリックすると、承認が解除されます。

承認が解除されると、承認者の画面では「解除」ボタンが消え、データの編集ができるようになります。 また、稼働報告を行う社員本人の画面でもデータの編集が可能になります。データ編集後、承認を受けるには、再度、承認依頼を行う必要があります。