熊本銀行

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販売基本情報
⑥「単発取引」タブで設定できること


設定ができるユーザID

販売基本情報の設定ができるのは、「販売管理者」の権限があるユーザIDになります。

「単発取引」とは?

「単発取引」は、事前に得意先・仕入先・商品の登録をせずに、売上伝票・仕入伝票の登録時に最低限のお客様情報または商品情報を入力して伝票登録をする機能です。
「単発取引」機能が使えるのは、売上伝票、仕入伝票になります。
「単発取引」タブでは、得意先、仕入先、商品のそれぞれで、単発取引機能を許可する・許可しないの設定を行います。
※単発取引の伝票登録方法については「単発取引の伝票を登録しよう」をご参照ください。

「単発取引」は、得意先・仕入先・商品について、1回限りの取引になることが多い場合にご活用いただける機能になります。
継続的に取引することが多い場合は、伝票登録をする前に、得意先・仕入先・商品にマスタ登録を行う運用をおすすめします。

単発取引「得意先」を許可する(利用する)場合

事前に「得意先」登録をせずに、売上伝票の登録時に、得意先名を入力して伝票登録を進めていくことができる機能です。
売上伝票の登録と同時に、「得意先」マスタに伝票に入力した得意先名は自動登録されます。

【単発取引で得意先を利用するとした場合の注意点】

  • 得意先コードはシステムによる自動採番になるため指定できません。
  • 売上伝票を登録する時に入力できるのは得意先名のみになります。住所や電話番号、お客様先の担当者名などは入力できません。
  • 売上伝票登録時は「単発取引」タブで設定した取引条件での登録になり、売上伝票登録時に個別変更はできません。
    ※「単発取引」タブで指定した以外の取引条件で登録したい場合は、事前に「得意先」マスタにお客様の情報を登録してください。
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単発取引「仕入先」を許可する(利用する)場合

事前に「仕入先」登録をせずに、仕入伝票の登録時に、仕入先名を入力して伝票登録を進めていくことができる機能です。
仕入伝票の登録と同時に、「仕入先」マスタに伝票に入力した仕入先名は自動登録されます。

【単発取引で仕入先を利用するとした場合の注意点】

  • 仕入先コードはシステムによる自動採番になるため指定できません。
  • 仕入伝票を登録する時に入力できるのは仕入先名のみになります。住所や電話番号、お客様先の担当者名などは入力できません。
  • 仕入伝票登録時は「単発取引」タブで設定した取引条件での登録になり、仕入伝票登録時に個別変更はできません。
    ※「単発取引」タブで指定した以外の取引条件で登録したい場合は、事前に「仕入先」マスタにお客様の情報を登録してください。
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単発取引「商品」を許可する(利用する)場合

事前に「商品」に商品の登録をせずに、売上伝票または仕入伝票で商品名を入力して伝票登録を進めていくことができます。売上伝票・仕入伝票の登録と同時に、「商品」マスタに伝票に入力した商品名で自動登録されます。

【単発取引で商品を利用するとした場合の注意点】

  • 商品コードはシステムによる自動採番になるため、指定できません。
  • 伝票登録時は、商品名・単位・数量・単価などを入力しますが、販売単価・仕入単価は「商品」に登録されません。
  • 「商品」に登録される時の商品タイプは、「在庫管理しない」固定です。
    ※在庫管理をしていきたい商品である時や、「単発取引」タブで指定した以外の取引条件で登録したい場合は、事前に「商品」マスタに登録してください。
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伝票に入力する際は商品明細行のメニューから『単発商品として設定する』を選択して下さい。

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単発取引で自動登録されたマスタ情報の取り扱い

「単発取引」機能を利用すると、登録時の情報より販売設定(マスタ)に「得意先」「仕入先」「商品」が自動登録されます。
自動登録される際は、「販売設定」>「販売基本情報」>「単発取引」タブの条件での登録となります。
単発取引で登録されるマスタ情報が個別にマスタ登録する情報と混在して、表示や抽出などで混乱しないようにする際は、「得意先分類」「仕入先分類」「商品分類」に単発取引用の分類を作り、条件設定としておく方法があります。
自動登録時にそれぞれコードが割り振られますが、単発取引を用いた際はシステム自動採番になり、コードの文字列条件を指定することはできません。単発取引で自動登録された場合のコードは、先頭が半角アンダーバー( _ )となります。また、コードの修正および変更はできません。

「単発取引」機能で自動登録となった「得意先」と「仕入先」は、お客様が任意に非表示としない限り、表示されます。
売上登録・仕入登録後に入金登録・支払登録がある場合に、得意先・仕入先のマスタ情報を呼び出せないと登録ができないためです。
売上登録・仕入登録の際の「請求区分」「支払区分」が「現金」である場合でも、自動で非表示となるシステム判断とはなっておりません。
一度限りの取引先となる「得意先」「仕入先」である場合は、それぞれ入金または支払いまで登録が完了したマスタを非表示にしてください。

「単発取引」機能で自動登録となる「商品」は、売上登録・仕入登録後に、「この商品を非表示」にチェックが入った条件で登録されます。入金登録・支払登録時に商品のマスタ情報の呼び出しは必要ないためです。
「単発取引」機能で登録された商品を、その後も使用し続ける場合は、「販売設定」>「商品」で非表示を解除して利用することができますが、商品コードを変更することはできませんので、ご注意ください。

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熊本銀行 営業推進部
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2021年10月現在