年調明細入力の画面の「計算・登録」ボタンをクリックした時に、「扶養親族（No ＊）の区分に矛盾があります。」というメッセージが表示された場合は、扶養親族の当年の年齢と区分が合っていません。
「社員給与（控除設定）」で、扶養親族の区分を確認します。

①メッセージを確認し、「はい」をクリックしてから、年調明細入両画面の扶養親族一覧の右上にある「控除設定」ボタンをクリックすると、 該当社員の「社員給与（控除設定）」に移動します。

②「社員給与（控除設定）」で、扶養親族の年齢と区分があっているかを確認します。

扶養親族の年齢は、操作をしている日の当年12月31日の年齢を表示しています。
扶養親族の年齢と区分を照らし合わせ、合っていない場合は変更します。

【扶養人数区分を変更する際の注意】
現在の設定の給与適用開始日を確認し、当年よりも前の給与適用開始日に場合には、そのまま設定内容を変更せず、設定の履歴管理のため、該当社員行の「新規」から設定をしてください。

③扶養者親族の年齢と区分に矛盾のない設定で登録したら、該当社員の年調明細入力で「計算・登録」を行ってください。

扶養親族にある区分の「自動判別」機能の注意点

「社員給与（控除設定）」の扶養親族の区分には、年齢からの自動判別を行う機能をご用意しております。
「自動判別」機能は、設定操作をしている年の年齢からの判別となります。当年以外の過去情報を登録するような場合は、自動判別を利用せず、適切な区分をご設定ください。
また、自動判別の機能は設定登録時のみ有効であるため、毎年確認し、扶養親族の年齢の変化に応じて、新規に設定をもっていただく必要があります（毎年自動で判別して自動更新する機能ではありません）。
そのため、扶養親族の区分が変わる時は、設定登録済みの給与適用開始日のまま区分を変更するのではなく、新規に該当年で給与適用開始日を設定し、設定の履歴管理をお願いします。