給与計算に必要となる社員の情報

給与計算を行うには、社員の様々な情報を登録しなければなりません。
・社員本人の名前、生年月日、入社年月日、住所
・社員に扶養している家族がいる場合は、扶養親族の名前と生年月日
・社員に支給する給与手当額
などの情報登録が必要です。

例えば、生年月日が必要な理由は、社会保険（健康保険・厚生年金保険）には年齢が関係してくるためです。 また、扶養親族の情報が必要なのは所得税額に関係します。住所を知る必要は、通勤交通費の把握のためだけでなく、 住民税控除の際の確認にもつながります。入社年月日が必要なのも有休日数の把握にも関係していきます。

社員の情報をシステムに登録する大まかな流れ

１． 共通管理＞「社員」登録を行う

給与支給を行う社員については、まずEASYBIZシステムの共通管理「社員」の登録が必要です。「社員」に登録された情報から、販売・会計・給与に必要な情報がリンクしています。
「社員」登録の手順は、こちらをご確認ください。

２． 給与＞「社員設定」画面のそれぞれの情報登録

社員設定のそれぞれの登録は、「給与管理者」の権限があるユーザIDで行います。「社員設定」画面の＊がある項目は必須です。
社員給与は、登録する情報をいつから給与計算の適用にするかを「給与適用開始日」で管理する仕組みを採用しています。

　社員扶養‥‥社員に扶養家族がいる場合は必須登録
　社員振込先‥‥給与を社員の銀行口座に振込みする場合に登録
＊社員支払方法‥‥現金支給・振込の決定
＊社員給与（基本情報）‥‥社員の氏名・住所等の情報
＊社員給与（給与設定）‥‥社員に支給する給与手当等の情報
＊社員給与（通勤費等）‥‥通勤交通費、食事代、宿日直代の支給額の情報
＊社員給与（社会保険）‥‥健康保険・厚生年金保険・雇用保険等
＊社員給与（控除設定）‥‥障害等の有無
　社員住民税‥‥住民税の控除の情報
＊社員有休‥‥有休休暇の日数管理等